4月の声を聴き、例年であればそろそろ暖かくなるかな~と思う時期ですが、今年は冬の寒さも強烈でしたが3月中旬からの高温続きで、桜の開花も早かったですね。

場所によってはすでに散り始めて葉桜になっているところもあります。いつも思うことですが、岡山県北の春は駆け足で過ぎていくようです。

春満開の風景をいろいろと撮影に回っておりますが、先日一度訪れてみたかった場所のひとつJR因美線の三浦駅に行ってまいりました。

因美線は基本的には鳥取駅-東津山駅間を指すようですが、智頭急行の開業で直通運転はなく鳥取駅-智頭駅間、智頭駅-東津山駅間と分かれています。

三浦駅は智頭駅-東津山駅間にある単線の無人駅で、日に上下線併せても15本ほどしか停まりません。しかしながらこの時期はカメラ片手に多くの人がこの駅を訪れます。その魅力とは?

この三浦駅にはホーム両サイドに桜が植えられており、列車がくると まるで桜のトンネルを通過しているようでとても絵になります。

因美線智頭駅-東津山駅間は山間部を走る路線のため、落石防止の意味もあり25㎞/hの速度制限が数多くかけられています。

この日も上りの列車を狙いホームでスタンバイしていましたが、駅傍の踏切が鳴り始めてからホームに到着するまで必要以上にゆっくりと走行しているように感じました。

大きな川(加茂川)のせせらぎ、その向こうに広がる田畑、そして山々を望む小さな田舎の駅の短い春の風景が印象的な撮影となりました。

まだまだ楽しめますのでぜひ足をお運びください。

(撮影日2018年4月2日)

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